
熱帯雨林の東南アジアに、生息しているトンカットアリという植物があります。直径15センチメートル程度の幹まで成長するのに、10年かかる非常にゆっくりと成長する野生の植物なので、人工栽培が困難ならしいです。
しかし、その天然のトンカットアリの根を熟成させたものや、葉をペースト状にしたものに「100の病気を治す」とベトナムでは言われているそうです。ここでは、そんなトンカットアリの効能や副作用についてリサーチしたので公開します。
トンカットアリ 効能
トンカットアリは古くからアジアにおいて、根を煮出した水を産褥期に与え回復を待ったり、寄生虫駆除薬として、その他、赤痢や下痢、消化不良、マラリア・頭痛・腹痛などの効能薬として使われてきたそうです。
また男性の滋養強壮やホルモンバランスの調整にも効能があり、トンカットアリが男性ホルモンであるテストステロンに働きかけることで、精力が増強され精子数を増加させる結果が報告されているようです。また男性更年期障害などのホルモンバランスが崩れる症状に、トンカットアリの効果効能があると言われています。
トンカットアリ 副作用
天然の植物であるトンカットアリは、医薬品ではないので重篤な副作用の報告はないといいます。しかし、何でも摂り過ぎは注意というように大量に摂取することで、胃痛・吐き気・下痢を引き起こすこともあるようです。
またアルギニンという成分がトンカットアリには含まれていて、それを大量摂取すると肝臓に負担がかかるとの事なので、くれぐれも大量摂取だけは避けたいものです。
トンカットアリは、「100の病気を治す」と言われるほど色々な症状に対して効能がある。特に注目したい効能は、男性ホルモンを増やす効能で生殖機能の向上、筋肉の増強etc.
男性ホルモンが減少して更年期の症状が出ている40~50代の男性はトンカットアリが必要で、トンカットアリを含んだサプリが有効である。
一方、重篤な副作用は報告されていないが、大量に摂取することで、胃痛・吐き気・下痢・肝機能の低下を引き起こす可能性もある。