Excel関数

令和の時代において、Excelなどの表計算ソフトは、業務上で必ずと言ってよいほど使用されています。しかし皆が皆エクセルを上手に使いこなせているかどうかは疑問です。

ワードのように文字入力のみ!なんてもったいないことをしていては、いつまで経っても仕事で成果を上げることはできないでしょう。

表計算ソフトは関数という便利な機能が備わっています。これを使いこなせるかどうかで、合理性を上げることはもちろん、データ分析や管理に至るまで仕事に必ず役立つと言えます。

ここではExcelの関数の中でも、これは是非知っておいて損のないif関数【複数条件分岐】について解説したいと思います。

  • この記事は、Excel歴(関数・VBA)25年以上の経営者が執筆。
  • エクセルの関数を使いこなし、レベルアップを図りたい方に向け発信しています。
  • 具体的にexcelのif関数について、使い方の一例を解説しています。
  • 読めば、if関数の使い方が簡単に理解できます。

excel 関数 if 複数条件

if関数とは…
もし○○なら××を返し、それ以外は△△を返す。
そんな関数です。

上記の公式は…

=if(○○,××,△△)

出納長

上記画像は出納帳で、セルA1から列順に日付・入金・出金・残高が表示されています。そして※1残高のセルには「前行の残高+入金-出金」という式が入っています。

日付行の最後はA5セルの2021/12/4ですが、それ以降の残高の欄は※1をコピーしているので、7,600円の残高のみ表示されています。正直見た目はブサイクと言えます。

これを解消するために、Excelの関数であるif【複数条件分岐】を使うこともできます。方法は、セルD3の式を変更しそれを下方向へコピーします。

変更前のセルD3に入っている式は
=D2+B3-C3

変更後のセルD3の式は
=IF(A3=””,””,D2+B3-C3)

変更後の式の補足をすると…

もしセルA3が空白なら空白を返し、日付が入っているなら残高を返しなさい。
空白はnull値と呼び、””で表す。これは決まりなので覚えておこう。



if関数入力後の出納帳

if関数を入力後の出納帳です。先ほどと違い、日付が入力されていなければ残高は表示されないのでスッキリ見栄えも良いです。この例はあくまでも例で、if関数は数値や文字列、数式の結果に対しても条件分岐をさせることが可能です。

複数条件分岐をする際は…

=if(○○,××,if(●●,□□,△△))
もし○○なら××を返し、もし●●なら□□を返し、それ以外は△△を返す。

このようにif関数を組み合わせて連結していくと、複数条件分岐させることができます。複数分岐の場合最初に指定したif関数から判定し、該当すれば結果を返す仕組みになっています。

まとめ

Excelのif関数ですが今回は、見栄え重視の使い方を紹介しました。その他、色々と使い方は無数にあります。条件を複数分岐させ結果を返してくれるので、データのカテゴライズ化や、グループ化などデータを分析出来たりもします。また他の関数との組み合わせで、仕事上で複雑かつ高度な事務業務も出来てしまいます。この機会に是非、if関数をマスターしてくださいね。