
菊花賞2021ですが京都競馬場が改修中の為、今年は阪神競馬場の芝3000Mで開催されます。よって秋華賞同様、過去のデータから傾向と対策を立てるのは、あまり得策と言えません。
ここでは、2021年の菊花賞の出走予定馬から、予測オッズを元に上位人気馬をピックアップ。過去のデータについては、同舞台の阪神大賞典GⅡを参考に予想をしていこうと思います。
阪神大賞典GⅡはコースは同じも開催時期や条件は全く異なりますが、京都芝3000Mを検証するより有意義と勝手に判断しました。血統や騎手、脚質、展開などのデータをターゲットという競馬ソフトで集計したものを参考に始めましょう!
菊花賞 2021 出走予定馬
菊花賞2021の出走予定馬(登録馬)は24頭います。そのうち予想オッズで、上位7頭をピックアップしました。残念なことに2021年の菊花賞に皐月賞であるエフフォーリアと、ダービー馬のシャフリヤールは出走しません。菊花賞ではなく他のレースを選択したようです。そう考えると菊花賞の持つ重みがなくなり、見ごたえも欠ける感じがするのは言うまでもありません。
出走予定馬中、2021年の菊花賞で単勝1番人気に支持されるだろう馬は、ステラヴェローチェ。デビューして7戦、複勝圏外になったのは共同通信杯の5着のみで、複勝率85.7%と非常に安定したレースができる一頭。走る割に人気になりにくい馬でしたが、菊花賞では予想単勝オッズ2.3倍と支持を集めそうです。
次いでオーソクレース。デビューして4戦で複勝率100%。春のクラシックは断念も、菊花賞の前哨戦であるセントライト記念を叩いての参戦。予想単勝オッズ3.7倍とステラヴェローチェとの差はあまりないようです。
その他の出走予定馬は予想単勝オッズ順に…
レッドジェネシス、タイトルホルダー、アサマノイタズラ、ディープモンスター、ヴィクティファルスあたり。このうち春のクラシックで連対したのは、皐月賞のタイトルホルダーのみ。もう一度出、菊花賞走予定馬を見ても、レベルに疑問が残る菊花賞になるのではないかと感じてしまいます。
菊花賞 2021 過去
菊花賞2021を予想するうえで過去のデータは信頼性に欠けますが、京都競馬場で開催された過去のレースの勝馬を確認してみました。すると前走、神戸新聞杯で3着までに入った馬が、菊花賞で連対しています。それも過去10年全てです。
神戸新聞杯は前哨戦でコースが阪神競馬場、前年までは阪神⇒京都とコースが変わります。しかし2021年は中京⇒阪神。何とも言えませんが、前哨戦の前走と考えれば、データとして使えそうです。2021年の神戸新聞杯の1~3着馬は、ステラヴェローチェ・レッドジェネシス・モンテディオ。
菊花賞の軸はこの3頭の中から選ぶのがベター かもしれませんね。
菊花賞 2021データ
冒頭で触れたとおり、阪神大賞典GⅡの過去10年のデータから集計したもので、最初は脚質データをご覧ください。
これによると、逃げた馬の連対は皆無。中断や後方から追い込む・差してくる馬も良い成績をおさめていません。先行有利、もしくはデータ的に母数が少ないもののマクリが決まるコースでもあるようです。3000Mという長丁場でロングスパートでマクっていくという事は、京都3000Mよりスタミナが問われるかもしれません。
そういう意味で、菊花賞2021はステイヤーを狙うのが面白いと思います。
菊花賞 2021 血統
阪神大賞典GⅡの過去10年のデータから集計したもので、血統に注目してみると…
ステイゴールドは断トツで、ハーツクライ、ディープインパクトと続きます。やはりステイヤー血統が阪神では好走するようです。菊花賞2021の出走予定馬でいうと、マカオンドール、ベローチェオロがゴールドシップ産駒で人気もしない感じなので押さえておきたいところです。
最後に菊花賞2021の予想は、前走に神戸新聞杯で3着までが全連対している点と、阪神芝3000Mに強い血統で断トツのゴールドシップ産駒であり、マクリが決まりそうな馬の3点すべてに合致した、モンテディオを本命にします。
モンテディオを軸に…
展開的にマクリが決まり、ステイヤー血統のマカオンドール、ベローチェオロ。その他ディープモンスター、ヴァイスメテオール、ステラヴェローチェ・レッドジェネシスをヒモにした馬連7点買いで勝負!万馬券もあるので楽しみ♪